お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 けれども彼は、どことなく思案しているような口調だった。何を考えているのか気になっていると、はる君は次の瞬間、思わぬことを提案してきた。


【――なら、帰国したら、俺とデートしない?】


 目を瞬いた。

 なんでコンプレックスの話からいきなりデートの話になるんだろう……?
 よくわからないが、嬉しい提案であることには違いない。

 思えば再会してからは、まだデートをしていないし、自分の中で出した答えも、彼への気持ちも伝えたいと思っていたところ。
 いいタイミングかもしれない。


「デートはしたいけど……なんでこの流れで?」


 はる君は、正直に答えつつ疑問系な私にクスクス笑った。


【流れはあまり気にしなくていいよ。俺がみのりとデートしたいだけだから。後でスケジュールを送るから、詳細はそこで決めよう。俺が、君の魅力をたっぷり引き出すプランを考えておくから、覚悟しておいて――】


 み、魅力……!?

 心でそう突っ込みつつも、胸の奥がじんわりと温かくなる。何度もコクコクと頷いた。

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