お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
【……うん、パーティーでも抵抗あるのに、ブランドイベントなんて、なおさら気が引けちゃって……もちろん会社のために引き受けたい気持ちはあったけど……相手も鶴岡さんだし、どうしても緊張して迷惑かけちゃう気がして】


 口にしながら視線が落ちる。そのままごろんとベッドに横たわった。

 何度も言うが、はる君と再会してから、私は本当に前向きになれたと思う。それでも、ドレスのような体のラインの出る衣装を着て、大勢の注目を浴びことはまた別である。どうしても長年染み突いてきた感覚が先に立ってしまう。

 そんなんで、将来自分の結婚式のときにどうするの? とおこがましいことを考えないわけではないが、それでも、複雑な気分になってしまうのだ。鶴岡さんにだって迷惑をかけたくないし。


【そうか。俺はみのり以上に可愛くて綺麗な女性はいないと思ってるけど、長く抱えてきた気持ちを変えるのって、簡単じゃないよね……】


 相変わらず大げな誉め言葉に思わず笑いそうになるけれど、はる君が褒めてくれるのも、理解してくれるのも、素直に嬉しいと思う。

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