お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
舞台が暗転し、カーテンコールの拍手の余韻を残したまま、ゆっくりと客席の明かりが戻る。夢から引き戻されるように、周囲のざわめきが現実を連れてくる。
「ラストまで夢中になって見ちゃったよ。まだドキドキしてる……」
「俺も、舞台は初めてだったけど、映画よりも迫力があって、楽しかった」
はる君は、まだ夢の中にいるような心地の私の手を引き、ゆっくりとロビーへと向かう。
余韻に浸っていると、そっとはる君の顔が耳元に近づいてきた。
「でも、まだ、デートは終わりじゃないよ。今からとっておきの場所に連れて行きたいんだ――」
「とっておき?」
密やかに落とされる、甘くて、ちょっとだけ含んだような声色。
私がその含んだ声の理由を知ったのは、近くのカフェで軽食を挟み、次の目的地の準備に立ち寄ったときだった。
「えっ……ここ……!」
「大道寺でよくお世話になっている会員制のサロンなんだ。今夜の目的地は、ドレスコードがあるから、ふたりでここで衣装チェンジをしていけたらと思って」
目の前に現れたのは、ガラス張りの外観に柔らかな灯りが滲む、洗練されたサロンだった。
「ラストまで夢中になって見ちゃったよ。まだドキドキしてる……」
「俺も、舞台は初めてだったけど、映画よりも迫力があって、楽しかった」
はる君は、まだ夢の中にいるような心地の私の手を引き、ゆっくりとロビーへと向かう。
余韻に浸っていると、そっとはる君の顔が耳元に近づいてきた。
「でも、まだ、デートは終わりじゃないよ。今からとっておきの場所に連れて行きたいんだ――」
「とっておき?」
密やかに落とされる、甘くて、ちょっとだけ含んだような声色。
私がその含んだ声の理由を知ったのは、近くのカフェで軽食を挟み、次の目的地の準備に立ち寄ったときだった。
「えっ……ここ……!」
「大道寺でよくお世話になっている会員制のサロンなんだ。今夜の目的地は、ドレスコードがあるから、ふたりでここで衣装チェンジをしていけたらと思って」
目の前に現れたのは、ガラス張りの外観に柔らかな灯りが滲む、洗練されたサロンだった。