お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 はる君は私の制止に構わず、私を抱いたまま部屋の奥へ進む。リビングスペースを抜けると、その先には広々としたベッドルームが広がっていた。

 目を白黒させているうちに、はる君は私をベッドに寝かせて、そのまま覆いかぶさってきた。


「ちょっ、待って……」


 慌てて両手のひらを見せて待ってのポーズを取ったが、彼は私の上からどこうとはしなかった。

 むしろ、色素の薄いアーモンドアイを甘く細め、愉しむように私を見つめている。

 その視線だけで背筋がぞくりと震えた。

 はる君はそのままネクタイに長い指を差し入れると、しゅるりと音を立てて解いていった。


「みのり……あの日、できなかったこと――今からしようか?」

「で、できなかったことって……」


 思わず問い返した瞬間、はる君はふっと色っぽく目を細めた。


「――セックス。付き合っているとき、みのり、俺に触れられたいって、言ってくれたよね? 俺の気持ち、言葉で信じられないなら、体で証明するよ」


 心臓が激しく脈打つ。
 反論しようと口を開きかけた、その瞬間だった。はる君の端整な顔が迫り、あっという間に唇を塞がれた。

 
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