お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
――ん? そういえば、このブライダルイベントの責任者って……
◇◇◇
「このたびは、我が社、大道寺グループ、リゾート&ハウジングホールディングスがお世話になります。私、ホテル事業CEOを務めております、大道寺悠と申します――」
…………なんで私はこんな大切なことを忘れていたんだろう。
目の前で胡散臭いまでに紳士的で上品な笑みを張り付けた、芸能人顔負けの美麗な面立ちを気が遠のく思いで見つめる。
手には、経った今この会議室にいるイベントメンバーに手渡された、大道寺 悠と書かれた彼の名刺。
周囲は、彼の整った面立ちと、カリスマ性の溢れる圧倒的なオーラに見惚れてザワザワしているけれど、私の口元は極めて引き攣った。
彼に再会してしまったことで、すっかり取り乱し忘れていたが、私が本来優梨ちゃんに泣きついた悩みはこれだった……
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「このたびは、我が社、大道寺グループ、リゾート&ハウジングホールディングスがお世話になります。私、ホテル事業CEOを務めております、大道寺悠と申します――」
…………なんで私はこんな大切なことを忘れていたんだろう。
目の前で胡散臭いまでに紳士的で上品な笑みを張り付けた、芸能人顔負けの美麗な面立ちを気が遠のく思いで見つめる。
手には、経った今この会議室にいるイベントメンバーに手渡された、大道寺 悠と書かれた彼の名刺。
周囲は、彼の整った面立ちと、カリスマ性の溢れる圧倒的なオーラに見惚れてザワザワしているけれど、私の口元は極めて引き攣った。
彼に再会してしまったことで、すっかり取り乱し忘れていたが、私が本来優梨ちゃんに泣きついた悩みはこれだった……