私が拾ったのは、千年前の皇子様でした
家に帰り、会社の予定表を見る。
十月……
『社員旅行』
しっかり書いてあった。
「っていうか、もう十月なの!?」
社員旅行もびっくりだが、
いつの間にか秋に入っていることを知り、
私はショックのあまり動けなくなってしまった。
よく考えてみれば、悠真が来てから、
たくさんの事がありすぎて、
時間の感覚がおかしくなっていたのだ。
季節の感覚さえも麻痺しているなんて、
相当だ。
そういえば、最近美緒にも会ってない……
私が、自分の部屋で、
予定表を見つめながら、項垂れていると、
悠真が心配そうにやってきた。
「どうした?また、体調でも悪いのか?」
その声で我に帰る。
ゆっくりと顔を上げ、
「悠真、丸二日間、私がいなくても平気?」
とりあえず聞いてみる。
まぁ、返ってくる言葉は、
想像できているのだけど。
「もちろんだ!留守番というやつだな!」
なぜか、悠馬は張り切っている。
やっぱり、そういうよね……
古代人を部屋に二日間放置。
確かに悠真は、家事は完璧にこなせる。
しかし、いざとなった時、
頼る人がいないとなると困る。
その場合、この古代人が野放しになるのだから。
「う〜ん」
私が考え込んでいると、
「どうして、急にそんなことを聞くのだ?」
と悠真は不思議そうに言った。
確かに「丸二日間いなくても大丈夫か」なんて、
急に言われたら不思議に思うのは普通のことだ。
しょうがない。
正直に全部話すか……
私は、古代人に、
社員旅行についての説明をすることにした。
十月……
『社員旅行』
しっかり書いてあった。
「っていうか、もう十月なの!?」
社員旅行もびっくりだが、
いつの間にか秋に入っていることを知り、
私はショックのあまり動けなくなってしまった。
よく考えてみれば、悠真が来てから、
たくさんの事がありすぎて、
時間の感覚がおかしくなっていたのだ。
季節の感覚さえも麻痺しているなんて、
相当だ。
そういえば、最近美緒にも会ってない……
私が、自分の部屋で、
予定表を見つめながら、項垂れていると、
悠真が心配そうにやってきた。
「どうした?また、体調でも悪いのか?」
その声で我に帰る。
ゆっくりと顔を上げ、
「悠真、丸二日間、私がいなくても平気?」
とりあえず聞いてみる。
まぁ、返ってくる言葉は、
想像できているのだけど。
「もちろんだ!留守番というやつだな!」
なぜか、悠馬は張り切っている。
やっぱり、そういうよね……
古代人を部屋に二日間放置。
確かに悠真は、家事は完璧にこなせる。
しかし、いざとなった時、
頼る人がいないとなると困る。
その場合、この古代人が野放しになるのだから。
「う〜ん」
私が考え込んでいると、
「どうして、急にそんなことを聞くのだ?」
と悠真は不思議そうに言った。
確かに「丸二日間いなくても大丈夫か」なんて、
急に言われたら不思議に思うのは普通のことだ。
しょうがない。
正直に全部話すか……
私は、古代人に、
社員旅行についての説明をすることにした。