私が拾ったのは、千年前の皇子様でした
第4章 近づく二人
第17話 親友という存在
今日は、久々に親友の美緒に会う。
いろいろなことがありすぎて、
しばらく会えていなかった。
奈良のお土産を渡しながら、
久しぶりにゆっくり話そう。
私は集合場所のカフェで、美緒を待っていた。
美緒は歴史好きだから、きっと奈良の話も、
喜んで聞いてくれるだろう。
そんな時、一瞬、悠真の顔が頭をよぎった。
今日の朝も、なんだか変な感じだった。
お互いに会話もぎこちなくて。
悠真が何を考えているのかわからず、不安で、
予定より早く家を出た。
「どうしちゃったんだろう……」
頬杖をつき、カフェの天井を見上げる。
その時だった。
「わっ!」
「きゃっ!」
突然、後ろから大きな声が聞こえたので、
私は驚いて、椅子から転げ落ちた。
声の主は美緒だった。
「ちょっと!」
そう言って、自分のお尻をさする私を見て、
美緒は楽しそうに笑っている。
周りを見ると、多くの人の視線が集まっていた。
中には、笑っている人もいる。
恥ずかしすぎる……
「って!なんでこんなことしたの!」
「普通は椅子から落ちないでしょっ」
「美緒ってば!」
美緒は笑いを堪えながら、席に座った。
「ごめん、ごめん」
「もう!」
「なんかさ、悩んでるみたいだったから、
つい明るく登場してやろうと思ったの」
私、そんなにわかりやすかったのかな?
これも、美緒なりの気づかいだと思うと、
なんだか怒る気にはなれなかった。
「何にもないよ」
さらっと誤魔化す。
「で、さっき何考えてたわけ?」
「何にもないよ」
「嘘」
「え?」
「その顔は仕事じゃない。」
「じゃあ何?」
美緒はニヤリと笑う。
「男でしょ」
その一言で、私は何も言えなくなってしまった。
やはり、親友の勘はとんでもない。
いろいろなことがありすぎて、
しばらく会えていなかった。
奈良のお土産を渡しながら、
久しぶりにゆっくり話そう。
私は集合場所のカフェで、美緒を待っていた。
美緒は歴史好きだから、きっと奈良の話も、
喜んで聞いてくれるだろう。
そんな時、一瞬、悠真の顔が頭をよぎった。
今日の朝も、なんだか変な感じだった。
お互いに会話もぎこちなくて。
悠真が何を考えているのかわからず、不安で、
予定より早く家を出た。
「どうしちゃったんだろう……」
頬杖をつき、カフェの天井を見上げる。
その時だった。
「わっ!」
「きゃっ!」
突然、後ろから大きな声が聞こえたので、
私は驚いて、椅子から転げ落ちた。
声の主は美緒だった。
「ちょっと!」
そう言って、自分のお尻をさする私を見て、
美緒は楽しそうに笑っている。
周りを見ると、多くの人の視線が集まっていた。
中には、笑っている人もいる。
恥ずかしすぎる……
「って!なんでこんなことしたの!」
「普通は椅子から落ちないでしょっ」
「美緒ってば!」
美緒は笑いを堪えながら、席に座った。
「ごめん、ごめん」
「もう!」
「なんかさ、悩んでるみたいだったから、
つい明るく登場してやろうと思ったの」
私、そんなにわかりやすかったのかな?
これも、美緒なりの気づかいだと思うと、
なんだか怒る気にはなれなかった。
「何にもないよ」
さらっと誤魔化す。
「で、さっき何考えてたわけ?」
「何にもないよ」
「嘘」
「え?」
「その顔は仕事じゃない。」
「じゃあ何?」
美緒はニヤリと笑う。
「男でしょ」
その一言で、私は何も言えなくなってしまった。
やはり、親友の勘はとんでもない。