私が拾ったのは、千年前の皇子様でした
第6章 プレゼント
第21話 クリスマスプレゼント
二人でカップラーメンを食べた日から、
これと言って何か起こったわけでもなかった。
しかし、季節はどんどん過ぎていく。
もう直ぐクリスマスという、ある日のことだった。
家に帰り、いつも通り悠真と夕食を食べていた時だった。
「もうすぐクリスマスとやらなのだろう?」
と、イベントなんかに興味なさそうな悠真が、
突然聞いてきたので驚いた。
「まぁ、そうだね」
適当に返す。
「クリスマスとは大切な人にプレゼントを渡したり、
一緒に過ごす日だと聞いた。千紘はどうするのだ?」
「え?」
耳を疑った。
悠真からそんな言葉が出てくるなんて。
「いや、別に何もないけど……」
なんの意図があってこの質問をしてくるのか、
全くわからなかった。
「なんで?」
率直に聞いてみる。
すると、悠真は恥ずかしそうにモジモジし始めた。
「何かあるならはっきり言いなよ」
「なんというか、我にはよくわからぬ祭事ゆえ、どう過ごせばいいのかわからないのだ」
「いや……普通に家で一緒に過ごせばいいんじゃない?」
「え?いいのか?」
私は自分の口にした言葉の意味に気づき、
急に恥ずかしさがこ込み上げてきた。
しかし、それを悠真に悟られないように、
しなければ。
「うん。そ、それに外に出ると寒いしさ」
懸命に平然を装う。
「確かにそうだな」
悠真は気づいていないようで、
ほっと胸を撫で下ろす。
よく考えてみると、異性と一緒にクリスマスを過ごすなんて、何年ぶりだろう。
彼氏がいた時は一緒に過ごしてたけど、
それ以外は大体、美緒と……
あ!それなら美緒にも伝えなきゃ。
私は、スマホを取り出し、
美緒にメッセージを送った。
すると、すぐに既読がついたかと思うと
『彼と一緒に過ごすんだね!おめでと!』
というメッセージが速攻で送られてきた。
『いや、そういう意味じゃないというか、
彼氏とかではないんだけど……』
『そうなの?まぁいいんじゃない?千紘が良ければ』
美緒の返信に安心する。
『じゃあさ、彼にプレゼント買うのはどうよ』
『プレゼント?』
『せっかくなんだし、プレゼントあげたら?』
『まぁ、悪くないかな?』
『じゃあ、決定ね!今度の日曜日買いに行くぞ!』
『ちょっ、勝手に決めないでよ!』
『何か問題ある?』
『ありません……』
こうして、美緒に言われるがまま、
私は悠真へのプレゼントを買いに行くことになった。
これと言って何か起こったわけでもなかった。
しかし、季節はどんどん過ぎていく。
もう直ぐクリスマスという、ある日のことだった。
家に帰り、いつも通り悠真と夕食を食べていた時だった。
「もうすぐクリスマスとやらなのだろう?」
と、イベントなんかに興味なさそうな悠真が、
突然聞いてきたので驚いた。
「まぁ、そうだね」
適当に返す。
「クリスマスとは大切な人にプレゼントを渡したり、
一緒に過ごす日だと聞いた。千紘はどうするのだ?」
「え?」
耳を疑った。
悠真からそんな言葉が出てくるなんて。
「いや、別に何もないけど……」
なんの意図があってこの質問をしてくるのか、
全くわからなかった。
「なんで?」
率直に聞いてみる。
すると、悠真は恥ずかしそうにモジモジし始めた。
「何かあるならはっきり言いなよ」
「なんというか、我にはよくわからぬ祭事ゆえ、どう過ごせばいいのかわからないのだ」
「いや……普通に家で一緒に過ごせばいいんじゃない?」
「え?いいのか?」
私は自分の口にした言葉の意味に気づき、
急に恥ずかしさがこ込み上げてきた。
しかし、それを悠真に悟られないように、
しなければ。
「うん。そ、それに外に出ると寒いしさ」
懸命に平然を装う。
「確かにそうだな」
悠真は気づいていないようで、
ほっと胸を撫で下ろす。
よく考えてみると、異性と一緒にクリスマスを過ごすなんて、何年ぶりだろう。
彼氏がいた時は一緒に過ごしてたけど、
それ以外は大体、美緒と……
あ!それなら美緒にも伝えなきゃ。
私は、スマホを取り出し、
美緒にメッセージを送った。
すると、すぐに既読がついたかと思うと
『彼と一緒に過ごすんだね!おめでと!』
というメッセージが速攻で送られてきた。
『いや、そういう意味じゃないというか、
彼氏とかではないんだけど……』
『そうなの?まぁいいんじゃない?千紘が良ければ』
美緒の返信に安心する。
『じゃあさ、彼にプレゼント買うのはどうよ』
『プレゼント?』
『せっかくなんだし、プレゼントあげたら?』
『まぁ、悪くないかな?』
『じゃあ、決定ね!今度の日曜日買いに行くぞ!』
『ちょっ、勝手に決めないでよ!』
『何か問題ある?』
『ありません……』
こうして、美緒に言われるがまま、
私は悠真へのプレゼントを買いに行くことになった。