番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。
伊「絶対かわいい!!絶対見たい!!」
「やだ!!」
航斗がふっと鼻で笑った。
航「別にいいだろ」
「よくない!!」
航「何が」
「目立つし!」
航斗は少しだけ眉をひそめた。
航「お前、まだ気にしてんのか」
その一言で、言葉が詰まる。
……気にしてる。
怖いから。
嫌われるのも、悪く言われるのも。
伊織が私の手をぎゅっと握った。
伊「透羽ちゃん」
「……なに」
伊「文化祭くらい、楽しも?」
その声が優しくて、渋々OKしてしまった。