番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。
空気が変わった。
男子たちが固まる。
その後ろには黒月が全員いた。
斑は露骨に睨んでるし、
迅は笑顔なのに怖いし、
叶兎は無言なのに圧がある。
伊織だけが困った顔をしていた。
伊「航斗くん、もうちょっと優しく……」
そんな伊織の言葉も聞かないで、航斗が男子を見下ろして言う。
航「何してる」
「い、いや別に……」
斑「近づくな」
迅「彼女が困っていますので」
叶「……触るな」
「ちょっとみんな!!文化祭だから!!」
私が慌てて止めると、斑が不満そうに言った。
斑「だってこいつら」
「だってじゃない!」
航斗は小さく舌打ちして、私を見る。