番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。
航「お前も断れ」
「断ったよ!」
航「甘い」
「航斗くんは厳しすぎ!」
迅が静かに笑った。
迅「透羽さんは優しいですからね」
その言葉に少しだけ胸が温かくなる。
男子たちは完全に怯えて去っていった。
私は大きくため息を吐いた。
「……寿命縮んだ」
伊織が笑う。
伊「でも航斗くんたち、すごい心配してたよ?」
「過保護すぎるって……」
航斗が即答した。
航「お前が危なっかしい」
「子ども扱いしないで」
航「してねぇ」
「してる」
そのやり取りが、妙に楽しくて。
私はまた笑っていた。