彼の手『だけ』を見ていた私は、
その手に惹き付けられる
オフィスに響く軽快なキーボードの打鍵音の中で、私の視線はチラチラとある1点に吸い寄せられてしまう。
プロジェクトリーダーである長谷川さんの、その『手』だ。
すらりと長く伸びた指とうっすらと浮き出る無骨な血管、そして丁寧に整えられた清潔な爪。男らしさと上品さが完璧なバランスで同居しているその手を眺めているだけで、私の胸はいつも妙な熱を帯びてしまう。
私はかなりの手フェチだ。もちろん、自覚はある。
いつからかは覚えていない。ただ、気づけば人の手ばかりを見つめていた。
そして上司の長谷川さんと出会った時、まさに奇跡の手だと思った。ここまで完璧な手を見たことはなかったから。
プロジェクトリーダーである長谷川さんの、その『手』だ。
すらりと長く伸びた指とうっすらと浮き出る無骨な血管、そして丁寧に整えられた清潔な爪。男らしさと上品さが完璧なバランスで同居しているその手を眺めているだけで、私の胸はいつも妙な熱を帯びてしまう。
私はかなりの手フェチだ。もちろん、自覚はある。
いつからかは覚えていない。ただ、気づけば人の手ばかりを見つめていた。
そして上司の長谷川さんと出会った時、まさに奇跡の手だと思った。ここまで完璧な手を見たことはなかったから。