ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~
部屋を取ってあるようで、蘭子さんはロビーでルームナンバーを告げ、キーを受け取る。高層階にあるその部屋へ移動し、促されるまま中に入った。
中はすごく広くて豪華な部屋で、リビングとベッドルームに分かれている。
蘭子さんは私を置いてまた一人リビングに進むと、ソファにドサッと体を沈めた。
「あなたもかけて。ワインか何か用意しましょうか?」
「……結構です」
私は短く申し出を断り、ソファにも座らずに立ち位置だけを変えた。ソファの右、蘭子さんの斜め前の位置に立つ。
蘭子さんの表情に今のところ一度も笑みはなく、人を威圧する高圧的な雰囲気が滲み出ている。どう考えても、好意的な話だという予感はしない。
「そう。それじゃあ、さっそく本題に入らせて頂くわね。──あなたまだ、瞬也のことが好きなのかしら?」
「え……」
「あぁ、今さらしらばっくれたりしないでいいのよ。もう全部わかってるから。今日は、あなたと腹を割って話をしたいの」
一瞬詰まっただけで、蘭子さんはぽんぽんと言葉を投げてくる。
「ちょっと待って下さい。どういうことですか、全部わかってるって」
中はすごく広くて豪華な部屋で、リビングとベッドルームに分かれている。
蘭子さんは私を置いてまた一人リビングに進むと、ソファにドサッと体を沈めた。
「あなたもかけて。ワインか何か用意しましょうか?」
「……結構です」
私は短く申し出を断り、ソファにも座らずに立ち位置だけを変えた。ソファの右、蘭子さんの斜め前の位置に立つ。
蘭子さんの表情に今のところ一度も笑みはなく、人を威圧する高圧的な雰囲気が滲み出ている。どう考えても、好意的な話だという予感はしない。
「そう。それじゃあ、さっそく本題に入らせて頂くわね。──あなたまだ、瞬也のことが好きなのかしら?」
「え……」
「あぁ、今さらしらばっくれたりしないでいいのよ。もう全部わかってるから。今日は、あなたと腹を割って話をしたいの」
一瞬詰まっただけで、蘭子さんはぽんぽんと言葉を投げてくる。
「ちょっと待って下さい。どういうことですか、全部わかってるって」