ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~
閉ざされたドアの向こうから聞こえてくるのは、途切れ途切れの話し声と、何かが軋む鈍い音──
「はっぁ……っんぁ……っ。係長、もっとぉっ」
「係長じゃないだろ。名前で呼べって」
「あぁっ、拓巳……拓巳ぃ!」
入り乱れる息遣い。その合間に聞こえる物音は──もう、わかりきってる。
ベッドの軋む音だ。
「ウ……ソ………」
状況がのみ込めた瞬間、私は持っていた荷物を床に落とした。硬いフローリングの上で大きな物音がする。
意識の端で微かに、「きゃっ、何!?」というかわいい叫びを聞いたような気がした。
ドアの向こうで、今までとは違う気配。
バタバタとこちらに足音が近づいてくる。
私はもうどうしたらいいのかわからず、ただその場に立ち尽くしていた。
ドアが開き、拓巳が姿を現す。
部屋着のスウェットを着ていたけれど、大急ぎで着たことがバレバレの乱れ具合だ。
「美咲……」
幽霊でも見たような顔で凍りつく拓巳の後ろに、ぼんやりとシーツを巻き付けてベッドに体を起こしてる女の子も見えた。
……かわいい顔をした子だ。私より5歳くらいは若そう。
「はっぁ……っんぁ……っ。係長、もっとぉっ」
「係長じゃないだろ。名前で呼べって」
「あぁっ、拓巳……拓巳ぃ!」
入り乱れる息遣い。その合間に聞こえる物音は──もう、わかりきってる。
ベッドの軋む音だ。
「ウ……ソ………」
状況がのみ込めた瞬間、私は持っていた荷物を床に落とした。硬いフローリングの上で大きな物音がする。
意識の端で微かに、「きゃっ、何!?」というかわいい叫びを聞いたような気がした。
ドアの向こうで、今までとは違う気配。
バタバタとこちらに足音が近づいてくる。
私はもうどうしたらいいのかわからず、ただその場に立ち尽くしていた。
ドアが開き、拓巳が姿を現す。
部屋着のスウェットを着ていたけれど、大急ぎで着たことがバレバレの乱れ具合だ。
「美咲……」
幽霊でも見たような顔で凍りつく拓巳の後ろに、ぼんやりとシーツを巻き付けてベッドに体を起こしてる女の子も見えた。
……かわいい顔をした子だ。私より5歳くらいは若そう。