愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく
見た目よりもずっしりと重く感じるが、どのシーンにも合うようだ。
耳が見えるように自撮りし、写りの出来栄えに満足すると、蓮にその写真を送る。
(誕生日プレゼントありがとう。素敵なピアスで嬉しい)
そしてカードのことにはふれずに、メッセージも送った。
(遅くにごめんね。近々、会えないかな?相談したいことがあるの。連絡待ってるね)
麗華にもメッセージを送った後、すぐに、蓮から返信がかえってくる。
(気に入ったのならいい。そのままつけてろ)
相変わらずの俺様に、笑みがでる。
無くさないよう、ケースに戻して蓋を閉じた。
翌朝、麗華からの返信が返ってきていた。
(おはよう、いいよ。誕生日プレゼントも渡したかったし、いつにする?)
(できれば早い日がいいんだけど。バイトがあるから、夕方以降で麗華の都合のいい日あるかな?)
しばらく間があいた。
(今日なんてどう?)
(いいの?)
(いいよ。菜穂の相談がなんなのか気になるもの)
その後、時間と場所がすぐ決まり、私は、バイトへ行く準備を始めた。
耳には、蓮からの誕生日プレゼントのピアスをつけて、鞄には、2枚のメッセージカードを入れたのを確認し、バイトへ向かった。