星になった君に、祈りを捧げて。〜最強総長だった君との短く儚い時間〜
 私が涙を拭いニコリと笑いかけるとみんなが笑顔になった。


 「頑張ってー!!」


 「大好きだよ!!」


 そんな声が何度も何度も聞こえる。


 そして私はピアノの前に座り、歌い始める。


 「♪〜〜〜〜〜〜」


 ファンが光を映した瞳をこちらに見せていた。


 ようやく歌い始める、その時だった。


 最前列に座ってこちらを睨んでいた少年が、突然立ち上がりこちら側に近づいてきた。


 「…えっ……」


 そして私のマイクを奪い取った。


 少年は叫んだ。
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