不良ヤンキーくんは、私だけにずるい
最終回
ちゅんちゅんと小鳥の鳴声で目が覚める。
今何時だろう?
私は携帯の画面をポンっと押して時間を確認した
8時かぁ、ちょうどいいかな
私のベッドから降りる音で佳奈が目を覚ます。
佳奈は寝起きから私のメイクをしてくれて髪の毛も整えてくれた。
その日、人生で初めてメイクも巻き髪もした。
そして私達は途中まで一緒に歩いた。
「佳奈、ありがとう」
「行ってらっしゃい!頑張るんだよ!」
私はワクワクが止まらず、小走りで玲くんが待ってる場所まで行った。
....玲くん、もう来てる。
しかも私服姿
かっこよすぎ。
制服しか見た事がなかったのでとても新鮮だった。
白いティシャツにネックレス
黒いズボンに白い靴
どこの誰でも着るような服装なのに玲くんだと私はドキドキした。
「お、おまたせ....」
「おはよう」
玲くんが私を上から下までじっと見つめた。
「え?おかしい?」
「いいや、超かわいい」
玲くんは私の手を握って自然と恋人繋ぎになっていった。
「玲くん、今日なにするの?」
「内緒」
私たちはしばらく手を繋いで歩いた。
その時、映画のポスターに玲くんが指を刺した。
「これ見ようぜ」
私たちはポップコーンを買って指定の席に着いた。
その映画は、不良と真面目ちゃんが恋に落ちる物語だった。
いや、これ私達じゃん....
玲くんの方を見るとポップコーンをつまみながら画面を見てる。
私もポップコーンに手をつけて取ろうとした時、玲くんの指が当たった。
これも少女漫画でよくあるシチュエーション....
その時、真っ暗な映画館の中で玲くんが私の首元に手を回して顔を近づけてきた。
「れ、玲くーー」
言い終わる前に私の口は玲くんの唇で塞がれた。
私は咄嗟に目を瞑った。
私の唇から玲くんが離れて目を開けた時
「シーッ」
玲くんが私の唇に人差し指を当てて口角を上げた。
やばい.....今の何....反則すぎるでしょ。
私は映画どころじゃなくぼーっとして席に座っているだけだった。
映画館が終わって席から離れて歩いていた時
目の前から玲くんに似てるイケメンがこちらに歩いてきた。
「.....玲くんに似てる」
「は?」
「玲くんに似てすごくイケメンな人がいるよ!」
玲くんはその人を見つめたまま少し不機嫌な顔をした。
「俺に似てるって?」
「じゃあお前、俺とあいつどっちがいいんだよ」
「俺が倒れた日、別の人でも助けたんか?」
玲くんが私の顔を覗き込んで、目を細めた。
「まぁ、そりゃあ.....ひどい傷だったら.....」
その時から玲くんは何も喋らなくなった。
買い物する時も、手を繋ごうとしても玲くんは繋いでくれなかった。
「帰るぞ」
もう帰るの?まだ15時だよ....
「玲くん、怒ってる?」
「怒ってねーよ」
玲くんの声は少し不機嫌な声で低かった。
もしかして、妬いてる.....?
「玲くん」
私は玲くんの裾を引っ張った。
「こっち向いてくれる?」
「なんだよ」
玲くんが私に振り向いた時、
背伸びをして玲くんの頬に唇を当てた。
「玲くんだけだから....」
玲くんはハァと言いながらその場にしゃがみ込んだ。
「俺めんどくせぇ」
「お前さぁ」
「急に可愛い事言うなよ」
蓮くんの顔は真っ赤になっていた。
「今日返したくねぇ」
玲くんは私の手をぎゅっと握って、静かにそう言った。
「返さなくても....いいよ?」
「お前、意味わかってんのか」
私もそこまで恋愛経験0じゃないので意味は少しくらいわかる....
けどーー
いざ玲くんの家に来たら緊張しちゃう。
玲くんの部屋はすごく綺麗で整えられていた。
「梨々香」
玲くんが私の耳元で囁いて私の髪の毛を撫でた。
その手が私の首にゆっくりと回っ時、床に優しく倒れた。
「梨々香、本当にいいんか?」
私は口元を隠して言った。
「うん、玲くんなら」
「やべぇ、我慢できねぇ」
玲くんが私の唇を塞いだ。
いつものキスじゃなくて大人のキス。
玲くんの舌が入ってきて息ができない。
その時、玲くんの手が私の服の中に入った。
「んっ....」
その声で玲くんは私から離れた。
「ごめん、やめとく」
もしかして私が変な声出したから?
嫌われたかも。そう思った。
「大事にしてーから」
「お前だけは」
玲くんの表情は真剣で私を見つめていた。
「大人になったら覚悟しとけ」
大人になったら.....玲くんは大人になっても私といてくれるんだ。
「玲くん」
「大好き」
私はもう一度蓮くんにキスをした。
「お前なぁ.....まじで食うぞ」
私達は、それから登校も下校もずっと一緒だった。
玲くんと過ごす日々は一生の宝物だった。
〜5年後〜
ハァハァと階段を登るのは5年後の私。
シューと電車の扉が閉まると同時に
飛び込み乗車をした。
ピロン
スマホから通知がなった
''今日は覚悟しとけよ''
私は今日、玲くんと付き合って5年記念日。
しばらく考えていると
''まもなく停車します''
とアナウンスが流れる。
電車が止まって扉が開いた時、そこには初めて見る玲くんのスーツ姿だった。
どれだけ見ても飽きない。
「何見てんだよ」
口の悪さは全く変わらないけど、あれから喧嘩をする事は無くなった。
「梨々香」
「今日まじで食うからな」
私は今日、玲くんと初めての夜を過ごす。
もちろん私もその覚悟でここに来た。
でもやっぱりいざ家に入ると緊張する。
玲くんは勢いよく私にキスをした。
「玲くん、早い....」
「どれだけ待ったと思ってんだよ」
「もう我慢できねぇよ」
いつもの優しい玲くんが今日だけは少しだけ強引だったけど、それも嬉しかった。
「痛い?」
「大丈夫、玲くんだから」
「んぅ....」
玲くんが私の顔を見下ろす。
「可愛い」
私たちはそのまま肌と肌を強く触れ合った。
「愛してる」
あの時の大好きと愛してるは違うくて私たちは一緒に大人になったんだ。
「私も愛してる」
完
今何時だろう?
私は携帯の画面をポンっと押して時間を確認した
8時かぁ、ちょうどいいかな
私のベッドから降りる音で佳奈が目を覚ます。
佳奈は寝起きから私のメイクをしてくれて髪の毛も整えてくれた。
その日、人生で初めてメイクも巻き髪もした。
そして私達は途中まで一緒に歩いた。
「佳奈、ありがとう」
「行ってらっしゃい!頑張るんだよ!」
私はワクワクが止まらず、小走りで玲くんが待ってる場所まで行った。
....玲くん、もう来てる。
しかも私服姿
かっこよすぎ。
制服しか見た事がなかったのでとても新鮮だった。
白いティシャツにネックレス
黒いズボンに白い靴
どこの誰でも着るような服装なのに玲くんだと私はドキドキした。
「お、おまたせ....」
「おはよう」
玲くんが私を上から下までじっと見つめた。
「え?おかしい?」
「いいや、超かわいい」
玲くんは私の手を握って自然と恋人繋ぎになっていった。
「玲くん、今日なにするの?」
「内緒」
私たちはしばらく手を繋いで歩いた。
その時、映画のポスターに玲くんが指を刺した。
「これ見ようぜ」
私たちはポップコーンを買って指定の席に着いた。
その映画は、不良と真面目ちゃんが恋に落ちる物語だった。
いや、これ私達じゃん....
玲くんの方を見るとポップコーンをつまみながら画面を見てる。
私もポップコーンに手をつけて取ろうとした時、玲くんの指が当たった。
これも少女漫画でよくあるシチュエーション....
その時、真っ暗な映画館の中で玲くんが私の首元に手を回して顔を近づけてきた。
「れ、玲くーー」
言い終わる前に私の口は玲くんの唇で塞がれた。
私は咄嗟に目を瞑った。
私の唇から玲くんが離れて目を開けた時
「シーッ」
玲くんが私の唇に人差し指を当てて口角を上げた。
やばい.....今の何....反則すぎるでしょ。
私は映画どころじゃなくぼーっとして席に座っているだけだった。
映画館が終わって席から離れて歩いていた時
目の前から玲くんに似てるイケメンがこちらに歩いてきた。
「.....玲くんに似てる」
「は?」
「玲くんに似てすごくイケメンな人がいるよ!」
玲くんはその人を見つめたまま少し不機嫌な顔をした。
「俺に似てるって?」
「じゃあお前、俺とあいつどっちがいいんだよ」
「俺が倒れた日、別の人でも助けたんか?」
玲くんが私の顔を覗き込んで、目を細めた。
「まぁ、そりゃあ.....ひどい傷だったら.....」
その時から玲くんは何も喋らなくなった。
買い物する時も、手を繋ごうとしても玲くんは繋いでくれなかった。
「帰るぞ」
もう帰るの?まだ15時だよ....
「玲くん、怒ってる?」
「怒ってねーよ」
玲くんの声は少し不機嫌な声で低かった。
もしかして、妬いてる.....?
「玲くん」
私は玲くんの裾を引っ張った。
「こっち向いてくれる?」
「なんだよ」
玲くんが私に振り向いた時、
背伸びをして玲くんの頬に唇を当てた。
「玲くんだけだから....」
玲くんはハァと言いながらその場にしゃがみ込んだ。
「俺めんどくせぇ」
「お前さぁ」
「急に可愛い事言うなよ」
蓮くんの顔は真っ赤になっていた。
「今日返したくねぇ」
玲くんは私の手をぎゅっと握って、静かにそう言った。
「返さなくても....いいよ?」
「お前、意味わかってんのか」
私もそこまで恋愛経験0じゃないので意味は少しくらいわかる....
けどーー
いざ玲くんの家に来たら緊張しちゃう。
玲くんの部屋はすごく綺麗で整えられていた。
「梨々香」
玲くんが私の耳元で囁いて私の髪の毛を撫でた。
その手が私の首にゆっくりと回っ時、床に優しく倒れた。
「梨々香、本当にいいんか?」
私は口元を隠して言った。
「うん、玲くんなら」
「やべぇ、我慢できねぇ」
玲くんが私の唇を塞いだ。
いつものキスじゃなくて大人のキス。
玲くんの舌が入ってきて息ができない。
その時、玲くんの手が私の服の中に入った。
「んっ....」
その声で玲くんは私から離れた。
「ごめん、やめとく」
もしかして私が変な声出したから?
嫌われたかも。そう思った。
「大事にしてーから」
「お前だけは」
玲くんの表情は真剣で私を見つめていた。
「大人になったら覚悟しとけ」
大人になったら.....玲くんは大人になっても私といてくれるんだ。
「玲くん」
「大好き」
私はもう一度蓮くんにキスをした。
「お前なぁ.....まじで食うぞ」
私達は、それから登校も下校もずっと一緒だった。
玲くんと過ごす日々は一生の宝物だった。
〜5年後〜
ハァハァと階段を登るのは5年後の私。
シューと電車の扉が閉まると同時に
飛び込み乗車をした。
ピロン
スマホから通知がなった
''今日は覚悟しとけよ''
私は今日、玲くんと付き合って5年記念日。
しばらく考えていると
''まもなく停車します''
とアナウンスが流れる。
電車が止まって扉が開いた時、そこには初めて見る玲くんのスーツ姿だった。
どれだけ見ても飽きない。
「何見てんだよ」
口の悪さは全く変わらないけど、あれから喧嘩をする事は無くなった。
「梨々香」
「今日まじで食うからな」
私は今日、玲くんと初めての夜を過ごす。
もちろん私もその覚悟でここに来た。
でもやっぱりいざ家に入ると緊張する。
玲くんは勢いよく私にキスをした。
「玲くん、早い....」
「どれだけ待ったと思ってんだよ」
「もう我慢できねぇよ」
いつもの優しい玲くんが今日だけは少しだけ強引だったけど、それも嬉しかった。
「痛い?」
「大丈夫、玲くんだから」
「んぅ....」
玲くんが私の顔を見下ろす。
「可愛い」
私たちはそのまま肌と肌を強く触れ合った。
「愛してる」
あの時の大好きと愛してるは違うくて私たちは一緒に大人になったんだ。
「私も愛してる」
完

