二人をすきになれたなら
文化祭後からまともに担任と話せないどころか顔すら見れない。


「離せって」

「ちょ、莉音!」


あたしは優ともめていた。


「おーおーおー、いつも仲良い二人がどうした」


担任が間に入った。


「先生からも言ってやってよ!こいつ文化祭終わったぐらいから様子おかしくてさ、男と二人でカラオケに行くって...しかもよく知らねぇ男!!男と二人で密室とか危ねーだろって、、もうガキじゃねーんだからわかんだろそれぐらい」

「お前何考えてんの?」


担任に腕を掴まれる。

久々に触れられただけで嬉しくて涙が出そうになった。


「ほっとけよ」


素直になれないあたしはそう言って行ってしまった。


「「莉音!!!」」


二人が呼び止める声も気付かないふりをした。
< 25 / 32 >

この作品をシェア

pagetop