恐怖探偵団と学校の七不思議
麗花の体が淡く光り出す。麗奈が驚くと、夜々が寂しそうに口を開いた。

「麗花ちゃんの霊力はもうないの。霊力を失った魂は、あの世に還らなきゃいけない。ここでお別れです」

「麗奈」

麗花が名前を呼ぶ。透明な手が麗奈の頰に触れた。麗花の目から涙が溢れる。麗奈の目からも涙が溢れた。

「ごめんなさい。もう私はここまでみたい」

「ううん。いいの。守ってくれてありがとう。ずっとそばにいてくれたのよね。でも私、見えないフリをしてごめんなさい」

麗花は首を横に振る。その表情は穏やかなものだった。

「麗奈、自分の気持ちを大切にして。自分を大切に想ってくれる人を、場所を、大切にして。お願い」

そう言い、麗花の体は光の粒となって消えていく。麗奈は涙が止まらなかった。その場に麗奈は崩れ落ちる。

「……私、本当はずっとみんなが羨ましかった!親と一緒に住んで、遊んで、友達と話して、それがずっと羨ましかったの……!あなたたちを見るとイライラして……。ごめんなさい……」
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