恐怖探偵団と学校の七不思議
「亮太くん、ダメよ。麗奈ちゃんが操る虫はただの虫じゃないわ。麗奈ちゃん以外が触れると体が固まってしばらく動かなくなる」

「えっ?私の異能ってそんな能力があるんですか?」

麗奈は驚き、蝶々を見つめる。亮太は「あっぶね〜」と胸を撫で下ろしていた。

それから、麗奈は蕾たちと人生ゲームやトランプで遊んだ。初めての出来事に麗奈の胸が高鳴る。楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

「あっ、もうこんな時間……」

時計を見て麗奈が呟く。十五時を時計は指していた。翼が「まだ夕方じゃねぇけど」と言うが、麗奈は首を横に振る。

「今日は塾があるの。本当はもっと遊びたいけど、でも……」

麗奈はスカートを握り締めた。勉強をサボったことがバレれば両親に何を言われるかわからない。亮太と計が顔を見合わせてニヤリと笑った。

「ケイえもん、あれの出番だぜ!」

「そうだね。麗奈ちゃん、これに息を吹きかけてみて」

計が麗奈の手のひらに人型の紙を置く。麗奈は首を傾げつつ、息を吹きかけた。蕾と鞠が「来た来た!」と目を輝かせる。
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