恐怖探偵団と学校の七不思議
ヒソヒソと他のクラスメートたちが話す。麗奈は話すクラスメートの方を向き、口を開いた。

「言いたいことがあるなら直接言ったらどうかしら?ああ、馬鹿だから本人に直接言うってことが頭に浮かばないのね」

教室が静まり返る。誰も何も言えなかった。そんな中、翼が「お前、ふざけんなよ」と麗奈を睨む。その拳は震えていた。

「さっきから聞いていれば、喧嘩売るようなことしか言ってねぇじゃねぇか。そんなんだから友達が一人もいないんだろ!」

「翼」

亮太が翼の肩を掴む。翼は何か言いたそうにしていたが、口を閉ざした。麗奈は「勝った」と内心思いつつ、机を元に戻す。

「私の勉強する時間を邪魔しないでちょうだい。私はあなたたちとは違うんだから」

そう言い、麗奈は椅子に座って勉強の続きを始める。ヒソヒソと陰口を言う者はいなかった。口を開けば、何倍にもなって返ってくるとわかったからだろう。代わりに無言で睨み付けられる。しかし、麗奈は気にすることなく鉛筆を動かしていた。
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