私は✕✕を知らないⅢ【毎週水曜更新中】
優里達もまた、頭を撫でられながら緊張していることだろう。
「それこそトップ同士に何かあれば裏社会の人間も動き兼ねない、か。結構大事になってきたな」
谷垣が困ったように笑いながら頭を掻く。
好き好んで裏社会の人間と関わりたい人間なんていないからな。
皇も蓮も、それでも傍に居たいと思わせるのはそんな立場を払拭するほどの人間性があるからなんだろう。
蓮をできた人間などとは思えないが、その点に関しては肯定しよう。
・・・だいぶ不本意ではあるが。
「はいストーップ!!!!!」
各々考え込む中に響き渡る皐月の声。
「ちょっと!僕いつまで待たされればいい訳!?」
人に指を指すなとあれ程言ってるのに・・・。
「分かった分かった!今日は俺達帰るから!ましろん、またね!」
「そうしてくれる?ご主人様も僕がここんところ大人しくしてるから安心してるかもだけど、僕だっていーっぱい言いたい事あるんだからね!?」
次々に追い出される姿に思わず笑うも皐月に睨まれてしまう。
どうやら本格的に怒らせてしまったようだ。
本音を言えば手加減してもらいたいが皐月には長い間心配を掛けていたからな・・・。
甘んじて受け入れようじゃないか。
「そうだ。優里ちょっといい?」
病室を去る前にと花束を皐月に預ける優里を呼び止める。
「なぁに?」
「一つお願いがあって。あのね──────」
「それこそトップ同士に何かあれば裏社会の人間も動き兼ねない、か。結構大事になってきたな」
谷垣が困ったように笑いながら頭を掻く。
好き好んで裏社会の人間と関わりたい人間なんていないからな。
皇も蓮も、それでも傍に居たいと思わせるのはそんな立場を払拭するほどの人間性があるからなんだろう。
蓮をできた人間などとは思えないが、その点に関しては肯定しよう。
・・・だいぶ不本意ではあるが。
「はいストーップ!!!!!」
各々考え込む中に響き渡る皐月の声。
「ちょっと!僕いつまで待たされればいい訳!?」
人に指を指すなとあれ程言ってるのに・・・。
「分かった分かった!今日は俺達帰るから!ましろん、またね!」
「そうしてくれる?ご主人様も僕がここんところ大人しくしてるから安心してるかもだけど、僕だっていーっぱい言いたい事あるんだからね!?」
次々に追い出される姿に思わず笑うも皐月に睨まれてしまう。
どうやら本格的に怒らせてしまったようだ。
本音を言えば手加減してもらいたいが皐月には長い間心配を掛けていたからな・・・。
甘んじて受け入れようじゃないか。
「そうだ。優里ちょっといい?」
病室を去る前にと花束を皐月に預ける優里を呼び止める。
「なぁに?」
「一つお願いがあって。あのね──────」


