御曹司社長は恋に臆病な契約妻を極上の愛で囲う
ふたりの左手の薬指には、あの日の結婚指輪とストラップがキラキラと輝いている。鐘の前で手を取り合うふたりを優しい夕日がそっと照らし出した。
「小夜莉」
雅人は愛しそうにそう名前を呼ぶと、小夜莉にかけられたストールをそっと外す。それはまるでチャペルでベールを上げる瞬間のようだ。
「俺は一生君を守ると誓う」
雅人の声に小夜莉は静かに目を閉じ、そしてゆっくりと開いた。
「私は一生雅人さんと共に人生を歩んでいくと誓います」
雅人は一歩前に出ると優しく小夜莉の肩を支える。小夜莉は身を任せるようにそっと瞳を閉じた。そしてふたりはお互いを慈しむように唇を重ねる。
その瞬間、海からの風がふたりの頭上の鐘を鳴らした。
ゴーンと響く重厚な音は、まるでこの世界がふたりの門出を祝っているようにまで聞こえる。
「素敵です……」
感動したように声を出す小夜莉の隣で雅人がゆっくりとうなずいた。
「小夜莉、愛してる」
「雅人さん、私も愛しています」
お互いを愛しそうに抱きしめ合うふたりの手元では、しあわせの貝のストラップがキラキラと輝いて揺れていた。
Fin.
「小夜莉」
雅人は愛しそうにそう名前を呼ぶと、小夜莉にかけられたストールをそっと外す。それはまるでチャペルでベールを上げる瞬間のようだ。
「俺は一生君を守ると誓う」
雅人の声に小夜莉は静かに目を閉じ、そしてゆっくりと開いた。
「私は一生雅人さんと共に人生を歩んでいくと誓います」
雅人は一歩前に出ると優しく小夜莉の肩を支える。小夜莉は身を任せるようにそっと瞳を閉じた。そしてふたりはお互いを慈しむように唇を重ねる。
その瞬間、海からの風がふたりの頭上の鐘を鳴らした。
ゴーンと響く重厚な音は、まるでこの世界がふたりの門出を祝っているようにまで聞こえる。
「素敵です……」
感動したように声を出す小夜莉の隣で雅人がゆっくりとうなずいた。
「小夜莉、愛してる」
「雅人さん、私も愛しています」
お互いを愛しそうに抱きしめ合うふたりの手元では、しあわせの貝のストラップがキラキラと輝いて揺れていた。
Fin.


