御曹司社長は恋に臆病な契約妻を極上の愛で囲う
見つめ合うふたりの間に優しい時間が流れる。しばらくして雅人はほほ笑むと、ゆっくりと口を開いた。
「新婦小夜莉、あなたは健やかなる時も病める時も、雅人を夫として愛し敬い慈しむ事を誓いますか?」
雅人の声が心に響く。小夜莉の瞼に一気に涙が溢れだした。
「誓います」
小夜莉は涙をこぼしながら、それでも真っすぐに雅人を見つめると声を出す。そして自分も言葉を続けた。
「新郎雅人、あなたは健やかなる時も病める時も、小夜莉を妻として愛し敬い慈しむ事を誓いますか?」
小夜莉の声はもうかすれている。そんな小夜莉を愛しそうに見つめると、雅人はゆっくりと声を出した。
「誓います」
その声はあの日チャペルで聞いた声と同じだ。
(雅人さんは、あの時からずっと変わらず私を想っていてくれたんだ)
すると雅人がそっと手を動かし、ストラップの紐を丸く広げる。そして小夜莉の結婚指輪が輝く左手の薬指に、そっとストラップをかけた。
小夜莉は感極まり、もう声を上げて泣き出しそうになる。でも懸命にこらえると、震える手で雅人の左手を支え、同じようにストラップを雅人の薬指にそっとかけた。
「新婦小夜莉、あなたは健やかなる時も病める時も、雅人を夫として愛し敬い慈しむ事を誓いますか?」
雅人の声が心に響く。小夜莉の瞼に一気に涙が溢れだした。
「誓います」
小夜莉は涙をこぼしながら、それでも真っすぐに雅人を見つめると声を出す。そして自分も言葉を続けた。
「新郎雅人、あなたは健やかなる時も病める時も、小夜莉を妻として愛し敬い慈しむ事を誓いますか?」
小夜莉の声はもうかすれている。そんな小夜莉を愛しそうに見つめると、雅人はゆっくりと声を出した。
「誓います」
その声はあの日チャペルで聞いた声と同じだ。
(雅人さんは、あの時からずっと変わらず私を想っていてくれたんだ)
すると雅人がそっと手を動かし、ストラップの紐を丸く広げる。そして小夜莉の結婚指輪が輝く左手の薬指に、そっとストラップをかけた。
小夜莉は感極まり、もう声を上げて泣き出しそうになる。でも懸命にこらえると、震える手で雅人の左手を支え、同じようにストラップを雅人の薬指にそっとかけた。