傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
「お疲れ様。今日はありがとうございました」
「いえ、こちらこそ。話がまとまってよかったですね」
「水嶋さんのおかげだよ。前よりも資料がわかりやすくなってたし、案内の仕方もスムーズだったし」
「そんなこと……鈴木さんの心を掴んだのは、片瀬さんの話術があってこそですよ」
あの一件から、片瀬さんは完全に担当者の心を掴んだようで、終始会話が弾んでいた。
さすがは営業さんと言ったところだろうか。ぐいぐい踏み込んだかと思えば、引き際がよく、逆にもっといろんな提案を受けてみたいと思ってしまう。
こうして営業提案に同行することも久しぶりで、彼の隣で私も勉強させてもらった。
「……さて、どうしましょうか……。もう昼も過ぎてしまいましたが、帰社しますか? それとも、どこか寄ります? お弁当を持ってきていなければ、ですが」
「あっ……それなら私、今日はお昼食べるのが難しいかもと思い、なにも用意していなくって……」
「そうですか。では、なにか食べてから帰りますか?」
「いいんですか……? でも片瀬さん、忙しいのでは……」
「俺も今日は次のアポを詰めていませんので」
「いえ、こちらこそ。話がまとまってよかったですね」
「水嶋さんのおかげだよ。前よりも資料がわかりやすくなってたし、案内の仕方もスムーズだったし」
「そんなこと……鈴木さんの心を掴んだのは、片瀬さんの話術があってこそですよ」
あの一件から、片瀬さんは完全に担当者の心を掴んだようで、終始会話が弾んでいた。
さすがは営業さんと言ったところだろうか。ぐいぐい踏み込んだかと思えば、引き際がよく、逆にもっといろんな提案を受けてみたいと思ってしまう。
こうして営業提案に同行することも久しぶりで、彼の隣で私も勉強させてもらった。
「……さて、どうしましょうか……。もう昼も過ぎてしまいましたが、帰社しますか? それとも、どこか寄ります? お弁当を持ってきていなければ、ですが」
「あっ……それなら私、今日はお昼食べるのが難しいかもと思い、なにも用意していなくって……」
「そうですか。では、なにか食べてから帰りますか?」
「いいんですか……? でも片瀬さん、忙しいのでは……」
「俺も今日は次のアポを詰めていませんので」