傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
 あとは会社に戻って事務仕事をするだけだと聞き、それならばどこかに寄ろうかという話になる。
 会社の周辺になると車を停められるようなファミレスもないとのことで、病院の近くで探すことにした。

「なにか、食べたいものはありますか?」
「そうですね……。基本的にはなんでも食べますよ。車が置ける場所じゃないと困ると思うので、それを条件に選んでもらってかまいません」
「わかりました。では、近くにファミレスがあるみたいなのでそこにしましょうか」

 彼がナビを入れ直し、近くにあるファミレスまで車を走らせる。
 営業さんはよく外で食べているようで、彼もアポが続くときは外で済ますことが多いと教えてくれた。

「そういえば、水嶋さんは月末にある企画部との合同の飲み会に参加します?」
「あー……、アンケート来てましたね……。私は基本的に不参加です」
「そうでしたか。俺は強制的……なので、水嶋さんがいたら楽しいのにな、と思ったのですが」

 残念だと零す彼に、私は思わず片瀬さんの方を見てしまう。

 私が飲み会に来ると気を使わせてしまうので、基本的に参加していない。私も私で酔った男性社員に絡まれたら困ってしまうので、企画部だけの飲み会でも不参加にしていた。
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