傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
「それじゃあ、俺はこっちだから」
「はい……」
「またね、片瀬さん、井上さん」
朝から会議があるとのことで、会議室へ直行する彼を井上さんと共に見送る。
井上さんは彼が見えなくなるまでは笑顔だったけれど、姿が見えなくなった瞬間、般若の形相で私に詰め寄った。
「先輩、いつの間に片瀬さんと仲良くなったんですか!?」
「仲良くないよ……。新規案件を割り振られたときに話して以来だもの」
「絶対、嘘。実はこっそり案件のチャットとかで連絡取ってたりしてません?」
「まぁ、仕事の連絡はするけれど……」
SWカンパニーでは社内用連絡ツールとしてチャットを導入している。
部署ごとにあるグループチャットの他に、案件が発生したら都度グループチャットが組まれる運用になっていて、そこでは確かに片瀬さんとやり取りしていた。
「こっそりDMで連絡したりとか……」
「それこそあり得ないよ。私用の連絡は禁止されてるし」
チャットのログはすべて監視されており、仕事以外のチャットは極力しないように言われている。
雑談用のチャットは別にあり、そこでのみ息抜きに会話することが許されていた。
だけど、井上さんは納得していないのか、いまだに私を睨んだままだった。
「はい……」
「またね、片瀬さん、井上さん」
朝から会議があるとのことで、会議室へ直行する彼を井上さんと共に見送る。
井上さんは彼が見えなくなるまでは笑顔だったけれど、姿が見えなくなった瞬間、般若の形相で私に詰め寄った。
「先輩、いつの間に片瀬さんと仲良くなったんですか!?」
「仲良くないよ……。新規案件を割り振られたときに話して以来だもの」
「絶対、嘘。実はこっそり案件のチャットとかで連絡取ってたりしてません?」
「まぁ、仕事の連絡はするけれど……」
SWカンパニーでは社内用連絡ツールとしてチャットを導入している。
部署ごとにあるグループチャットの他に、案件が発生したら都度グループチャットが組まれる運用になっていて、そこでは確かに片瀬さんとやり取りしていた。
「こっそりDMで連絡したりとか……」
「それこそあり得ないよ。私用の連絡は禁止されてるし」
チャットのログはすべて監視されており、仕事以外のチャットは極力しないように言われている。
雑談用のチャットは別にあり、そこでのみ息抜きに会話することが許されていた。
だけど、井上さんは納得していないのか、いまだに私を睨んだままだった。