道しるべみたいな恋だった
「あれ、相川さん。今日のメイク新商品使ってます?」
いつも通り昼休みに集合した同僚は、開口一番にそう言った。
いつもはすぐに私含めて四人集まるが、今日は二人遅れていて、まだ私ともう一人の同僚 笹野さんしか来ていない。
メイク会社で働く同僚は、当たり前のようにメイクに目ざとく、いつもブラウンベースのアイシャドウを使う私がピンクのアイシャドウを使えば目立つものらしい。
「そうなの。今日の服に合わせやすかったから」
適当に服装を言い訳にして、話を交わそうとした。
しかし、みんなが興味があるのは、やはり一つしかないらしい。
「そういえば、相川さんはもう忘れられない恋のエピソード書き終わりましたか?」
書き終わったか、と聞く笹野さんの目は輝いていて……どう見ても「書き終わったか」ではなく、「どんなエピソードがあるのか」が気になっているのが良く分かる。
いつも通り昼休みに集合した同僚は、開口一番にそう言った。
いつもはすぐに私含めて四人集まるが、今日は二人遅れていて、まだ私ともう一人の同僚 笹野さんしか来ていない。
メイク会社で働く同僚は、当たり前のようにメイクに目ざとく、いつもブラウンベースのアイシャドウを使う私がピンクのアイシャドウを使えば目立つものらしい。
「そうなの。今日の服に合わせやすかったから」
適当に服装を言い訳にして、話を交わそうとした。
しかし、みんなが興味があるのは、やはり一つしかないらしい。
「そういえば、相川さんはもう忘れられない恋のエピソード書き終わりましたか?」
書き終わったか、と聞く笹野さんの目は輝いていて……どう見ても「書き終わったか」ではなく、「どんなエピソードがあるのか」が気になっているのが良く分かる。