紺桔梗の転調



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 地元の小学校で出会った同じクラスの仁志曜汰(にしようた)を、子供の私は空気が読めない男子だな、と若干苦手だった。

 物静かですっごいマイペース。歩くのも、走るのも、本を読むのも遅い。算数の授業と、アサガオのお世話と、跳び箱と、飼育小屋の白いうさぎ、あと給食が好き。

 小学校六年間、私と曜汰は背が低く、身長の並び順や、出席番号の関係で、何かと同じ班になった。話すのが苦手っていうよりかは、別に話したくないって感じ。特に知らない話題は、興味がない限り入ってこない。

 浮いて見えても、曜汰は自分でそっちを選んでる。寂しくないのかな。







挿絵・にじジャーニーで作成



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