再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
美桜に会えないまま社会人になり、営業職として忙しい毎日を送っていた。
仕事に追われる日々の中でも、心の片隅にはずっと美桜の存在があった。

『人に頭を下げることをいとわず、常に向上心をもち、努力を惜しむな』

昔から親父に言われてきた言葉を胸に、がむしゃらに仕事に取り組んだ。
人と人との繋がりの大切さを知り、それがいつか親の会社を継いだとき、自分の大きな武器になると信じていた。

そんな日々の中で、美桜と再会した。
あのときのことは、今も鮮明に覚えている。

それからは、ただ必死だった。
少しでも美桜のそばにいたくて、どうすればまた昔のように笑い合える関係を築けるのか、そんなことばかり考えていた。

振り返ると、自分の気持ちばかり優先して強引な部分もあったかもしれない。
それでも、俺なりに美桜のことを一番に考えた上での行動だった。

長年想い続けてきた美桜と付き合え、彼女の隣にいられることがなによりも幸せだ。
この先もずっと、俺のそばで笑っていてほしい。
その笑顔をいつまでも守っていきたいと、心から思った。

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