再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
「えー、だって美桜ちゃんは鳴海くんの……」
そこで一瞬、恵利さんの言葉が止まった。
「あ、いや、鳴海くんの紹介でうちの事務所に入ったんでしょ」
探るような視線を向けられ、私は頷いた。
「鳴海くん、あの顔だしモテるから、取引先の女子から誘われることが多かったらしいの」
恵利さんが面白そうに笑いながら話を続ける。
「でも、誰の誘いにも『興味ないんで』の一言でバッサリと断ってたんだって。そのせいで、一時期は男が好きなんじゃないかっていう疑惑まであったのよ」
「えっ?」
思わず、変な声が出た。
そんな疑惑があったなんて知らなかった。
「それでね、副社長とよく話しているのを見かけていたから、二人はデキてるんじゃないかって」
恵利さんはクスクス笑う。
そういえば、歓送迎会のときに副社長が意味深なことを言っていた気がする。
あれは、このことだったのかも知れない。
「でもね、そんな鳴海くんから緑さんの後任に『知り合いの子がいるけどどうですか』って社長に話を持ちかけたの。もちろん、その知り合いは誰だって話になるでしょ。それで連れてきたのが、こんなに可愛い美桜ちゃんなんだもん」
お世辞と分かっていても、可愛いと言われると照れてしまう。
「鳴海くん、人の目なんて気にせず、美桜ちゃんのことをめちゃくちゃ構ってるでしょ」
思い当たる節があって、肩をすくめる。
そこで一瞬、恵利さんの言葉が止まった。
「あ、いや、鳴海くんの紹介でうちの事務所に入ったんでしょ」
探るような視線を向けられ、私は頷いた。
「鳴海くん、あの顔だしモテるから、取引先の女子から誘われることが多かったらしいの」
恵利さんが面白そうに笑いながら話を続ける。
「でも、誰の誘いにも『興味ないんで』の一言でバッサリと断ってたんだって。そのせいで、一時期は男が好きなんじゃないかっていう疑惑まであったのよ」
「えっ?」
思わず、変な声が出た。
そんな疑惑があったなんて知らなかった。
「それでね、副社長とよく話しているのを見かけていたから、二人はデキてるんじゃないかって」
恵利さんはクスクス笑う。
そういえば、歓送迎会のときに副社長が意味深なことを言っていた気がする。
あれは、このことだったのかも知れない。
「でもね、そんな鳴海くんから緑さんの後任に『知り合いの子がいるけどどうですか』って社長に話を持ちかけたの。もちろん、その知り合いは誰だって話になるでしょ。それで連れてきたのが、こんなに可愛い美桜ちゃんなんだもん」
お世辞と分かっていても、可愛いと言われると照れてしまう。
「鳴海くん、人の目なんて気にせず、美桜ちゃんのことをめちゃくちゃ構ってるでしょ」
思い当たる節があって、肩をすくめる。