再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
「ちょっと待って。アイツは彼氏じゃないから。私に付き合おうとか言ってたくせに、違う子にも同じことを言ってた最低男だよ」
間髪入れずに反論する。
「そうだっけ?」
「そうだよ。別に付き合うつもりなんてなかったし、アイツの本性を聞いて速攻で断ったよ」
ホント、アイツはろくでもない男だった。
短大時代、友達に誘われて他の大学のサークルに入っていた。
そこで出会ったのが、前田大吾だ。
見た目はお洒落な大学生だったけど、中身は本当に最低だった。
私は、もともと男性に免疫がなかった。
テツのこともあり、男性と仲良くなるというのができなかった。
アイツから『付き合おう』と言われたけど、どうしていいか困っていた。
そんなとき、友達から『前田は女グセが悪いから、早く断った方がいい』と助言された。
結果的に、あんなのに引っかからなくて本当によかった。
アイツのことを思い出すだけで、美味しい料理も不味くなる気がする。
頭を切り替えるように、つくねを頬張った。
「じゃあ、美桜はまだ誰とも付き合ったことないのか」
さつきがしみじみと言う。
改めて言われると、この年で付き合ったことがないのは珍しいのかもしれない。
でも、付き合う前に身体の関係を持ってしまったのは、どうなんだろう?
テツとのことを思い出し、頬がジワリと熱を持つ。
「あれ? 和田さん亭で働かれている人ですよね」
不意に男性に声をかけられて、思わず動きを止めた。
間髪入れずに反論する。
「そうだっけ?」
「そうだよ。別に付き合うつもりなんてなかったし、アイツの本性を聞いて速攻で断ったよ」
ホント、アイツはろくでもない男だった。
短大時代、友達に誘われて他の大学のサークルに入っていた。
そこで出会ったのが、前田大吾だ。
見た目はお洒落な大学生だったけど、中身は本当に最低だった。
私は、もともと男性に免疫がなかった。
テツのこともあり、男性と仲良くなるというのができなかった。
アイツから『付き合おう』と言われたけど、どうしていいか困っていた。
そんなとき、友達から『前田は女グセが悪いから、早く断った方がいい』と助言された。
結果的に、あんなのに引っかからなくて本当によかった。
アイツのことを思い出すだけで、美味しい料理も不味くなる気がする。
頭を切り替えるように、つくねを頬張った。
「じゃあ、美桜はまだ誰とも付き合ったことないのか」
さつきがしみじみと言う。
改めて言われると、この年で付き合ったことがないのは珍しいのかもしれない。
でも、付き合う前に身体の関係を持ってしまったのは、どうなんだろう?
テツとのことを思い出し、頬がジワリと熱を持つ。
「あれ? 和田さん亭で働かれている人ですよね」
不意に男性に声をかけられて、思わず動きを止めた。