再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
斉藤さんに他意はないのかもしれないけど、どうしても変に勘ぐってしまう。
偶然という言葉では、片付けられないような気がする。
まさか、待ち伏せしてたり……してないよね?
いつもスーツを着ているから、仕事をしているはず。
それなのに、どうしてこんなに何度も鉢合わせするんだろう。
「じゃあ、またお店で」
斉藤さんは右手を軽くあげて背を向け、店の入り口へ歩き出す。
その後ろ姿を見つめ、私はしばらくその場に立ち尽くしていた。
「ただいま戻りました……」
裏口のドアを開けて、中に入る。
「お疲れさま。美桜ちゃん、どうしたの? 顔色が悪いけど」
私の顔を見たおばさんが、心配そうに声をかけてきた。
まだ、斉藤さんが危ない人と決まった訳じゃない。
だけど、万が一のことがあったら、店にも迷惑をかけてしまうかもしれない。
私は少し迷ってから、おばさんに斉藤さんのことを相談した。
「それでその人は今もいるの?」
「いるかもしれないです。このあと、私がレジに入るのか聞かれて……」
「そうなの?」
おばさんは腕を組み、なにか考え込んでいる。
そんなことより、今は昼時だ。
店も忙しいから、私がレジに入らないとパートの人も困るだろう。
あの人のことは、あとで考えればいい。
「店に出ますね」
ひとまず、私が我慢して対応すればいいだけのことだ。
「ちょっと待って!」
おばさんが私の腕を掴み、引きとめた。
偶然という言葉では、片付けられないような気がする。
まさか、待ち伏せしてたり……してないよね?
いつもスーツを着ているから、仕事をしているはず。
それなのに、どうしてこんなに何度も鉢合わせするんだろう。
「じゃあ、またお店で」
斉藤さんは右手を軽くあげて背を向け、店の入り口へ歩き出す。
その後ろ姿を見つめ、私はしばらくその場に立ち尽くしていた。
「ただいま戻りました……」
裏口のドアを開けて、中に入る。
「お疲れさま。美桜ちゃん、どうしたの? 顔色が悪いけど」
私の顔を見たおばさんが、心配そうに声をかけてきた。
まだ、斉藤さんが危ない人と決まった訳じゃない。
だけど、万が一のことがあったら、店にも迷惑をかけてしまうかもしれない。
私は少し迷ってから、おばさんに斉藤さんのことを相談した。
「それでその人は今もいるの?」
「いるかもしれないです。このあと、私がレジに入るのか聞かれて……」
「そうなの?」
おばさんは腕を組み、なにか考え込んでいる。
そんなことより、今は昼時だ。
店も忙しいから、私がレジに入らないとパートの人も困るだろう。
あの人のことは、あとで考えればいい。
「店に出ますね」
ひとまず、私が我慢して対応すればいいだけのことだ。
「ちょっと待って!」
おばさんが私の腕を掴み、引きとめた。