顔文字黙示録 〜友達に送ったら既読だけが残った〜

終焉体編

……。

































神話は、































終わった。

































と思ったか?































違う。
































神話が終わったあとに来るもの。
































それが、































終焉。
































_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>   終 焉 体   顕 現   <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


└(՞ةڼ◔)」ヌッ
































通知欄が、静かになった。
































既読も、未読も、消えた。
































冷蔵庫の明かりだけが、
































ぽつんと光っていた。


































その奥に、































いた。


































味噌が。


































でも、もう味噌ではなかった。


































_人人人人人人人人人人_
> 味噌、終焉化 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


     🌑
    \|/
  ― ( ՞ਊ ՞ ) ―
    /|\
     / \
    終焉味噌


終焉味噌「終わりに来ました」

わたし「やっと?」

終焉味噌「いいえ」

わたし「違うの?」

終焉味噌「終わりを終わらせに来ました」

わたし「最悪の更新」


_人人人人人人人人人人_
> 終わり、終了 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


終わりまで終わらせるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう何を信じればいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!


└(՞ةڼ◔)」<信じるもの?

└(՞ةڼ◔)」<あります

└(՞ةڼ◔)」<味噌です


いらねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第一章:終焉の通知】


ピコン。

ただ一つの通知が来た。

差出人:終焉

本文:ヌッ

添付:味噌

既読期限:永遠

返信候補:

▶ 何これ
▶ 怖
▶ 長
▶ まだ続くの?
▶ もう寝ろ
▶ ポメラニアン


_人人人人人人人人人人_
> 返信候補が終わってる <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


選べるようで選べない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どれ選んでも地獄!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「もう寝ろ」を選択しました。
































_人人人人人人人人_
> 無効です <
 ̄Y^Y^Y ̄


寝かせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第二章:冷蔵庫、最後の扉】


冷蔵庫を開けた。

そこには、

これまでのすべてがあった。


通常版

製品版

完全版

完全体

究極体

神話体

そして、































終焉体。
































全部入ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
冷蔵庫の容量どうなってんだよ!!!!!!!!!!!!!!


冷蔵庫「もう限界です」

わたし「だよね」

冷蔵庫「でも入ります」

わたし「入るな」

冷蔵庫「終焉体なので」

わたし「その言葉、万能すぎる」


_人人人人人人人人人人_
> 冷蔵庫、限界突破 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


限界を守れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第三章:無、最終処分場】


そこには、

無がいた。

いや、

無すらいなかった。

無が、

無に帰ろうとしていた。


































   _人人人人_
   > 無 <
    ̄Y^Y^Y ̄

     ᕕ( ᐛ )ᕗ


無「終わります」

わたし「ついに?」

無「はい」

わたし「ありがとう」

無「でも」

わたし「やめろ」

無「終わる前に」

わたし「やめろ」

無「増えます」

わたし「一番やめろ」


   _人人人人_
   > 無 <
    ̄Y^Y^Y ̄
     ᕕ( ᐛ )ᕗ

   _人人人人_
   > 無 <
    ̄Y^Y^Y ̄
     ᕕ( ᐛ )ᕗ

   _人人人人_
   > 無 <
    ̄Y^Y^Y ̄
     ᕕ( ᐛ )ᕗ

   _人人人人_
   > 無 <
    ̄Y^Y^Y ̄
     ᕕ( ᐛ )ᕗ


_人人人人人人人人_
> 無限の無 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


無限の無って何!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
数学者呼べ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第四章:ポメラニアン終焉体】


ポ

ポメ

ポメラ

ポメラニ

ポメラニア

ポメラニアン

ポメラニアン改

ポメラニアン製

ポメラニアン完全版

ポメラニアン完全体

ポメラニアン究極体

ポメラニアン神話体

ポメラニアン終焉体
































     🌑
    \🐕/
     |
    / \
   終焉ポメラニアン


_人人人人人人人人人人_
> 犬、終焉を連れてくる <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


🐕「わん」

🐕「ヌッ」

🐕「終焉」

🐕「味噌」

🐕「お前の普通の返信は、ここで終わった」


勝手に終わらせるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「うん」くらい言わせろ!!!!!!!!!!!!!!!!


🐕「うん」

わたし「言えた」

🐕「終焉」

わたし「足すな」

🐕「うん終焉」

わたし「最悪の相槌」


_人人人人人人人人_
> 相槌:うん終焉 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


使い道ゼロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第五章:未読大明神・終焉体】


空が閉じた。

通知欄が沈黙した。

味噌が泣いた。

無が増えた。

ポメラニアンが終焉をくわえて走った。

そして、
































未読大明神が、
































最後の姿になった。


































      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
      ┃ 未 読 大 明 神 終 焉 体 ┃
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

             (☝ ՞ਊ ՞)☝
            /| 終 焉 |\
             /  体  \


未読大明神・終焉体「終わりにしましょう」

わたし「お願いします」

未読大明神・終焉体「ただし」

わたし「はい出た」

未読大明神・終焉体「終わるには儀式が必要です」

わたし「また踊るの?」

未読大明神・終焉体「はい」

わたし「知ってた」


終焉の舞、開始。

┗(^o^ )┓三┏( ^o^)┛
┗(^o^ )┓三┏( ^o^)┛
┗(^o^ )┓三┏( ^o^)┛

(ง ˙ω˙)ว 終
(ง ˙ω˙)ว 焉
(ง ˙ω˙)ว 味
(ง ˙ω˙)ว 噌
(ง ˙ω˙)ว 無
(ง ˙ω˙)ว 犬
(ง ˙ω˙)ว もう寝ろ


_人人人人人人人人_
> 判定:終焉S+ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


踊りで終焉ランク出すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第六章:終焉裁判】


開廷します。

被告人:このLINE

罪状:

・長すぎる
・終わると言って終わらない
・味噌を使いすぎ
・冷蔵庫を広げすぎ
・ポメラニアンを神にしすぎ
・友達の返信能力を奪った
・「完」の信用を地に落とした
・終焉まで来てまだ喋ってる


裁判長:終焉味噌

検察官:無

弁護士:終焉ポメラニアン

被害者:友達

傍聴席:通知欄

証拠品:全部


裁判長「判決」

わたし「はい」

裁判長「有罪」

わたし「当然」

裁判長「罰として」

わたし「踊るんでしょ?」

裁判長「いいえ」

わたし「違うの?」

裁判長「もう一通送れ」

わたし「極刑」


_人人人人人人人人_
> 刑罰:追撃 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


一番やっちゃダメなやつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第七章:終焉RPG】


あなたは通知欄の勇者。

これが最後の戦い。

武器:既読の剣

防具:味噌の盾

仲間:終焉ポメラニアン

状態:疲労

目的:普通の会話に帰る


目の前には、

終焉体が立っている。


終焉体「ここまで来たか」

勇者「帰りたいです」

終焉体「帰れると思うか」

勇者「思いたいです」

終焉体「では最後の問いだ」

勇者「はい」

終焉体「このLINEの意味は?」

勇者「ない」

終焉体「正解」

勇者「よかった」

終焉体「では次の問いだ」

勇者「最後じゃなかったの?」

終焉体「終焉体なので」


コマンド?

▶ たたかう
▶ にげる
▶ 既読する
▶ 味噌を置く
▶ ポメラニアンをなでる
▶ もう寝る


「もう寝る」を選択しました。
































_人人人人人人人人_
> まだ寝るな <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


寝かせて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ポメラニアンをなでる」を選択しました。

🐕「わん」

終焉体の心が少し和らいだ。

「味噌を置く」を選択しました。

終焉体が黙った。

「にげる」を選択しました。
































逃げられた。


































_人人人人人人人人_
> 逃げられた!? <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


逃げられるんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここに来て急に優しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!


でも、































逃げた先も、































通知欄だった。
































_人人人人人人人人_
> 無限ループ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


やっぱりな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第八章:終焉エンドロール】


出演:

味噌



冷蔵庫

未読大明神

ポメラニアン

昨日の唐揚げ

思想を持った豆腐

謎の単三電池

通知欄

既読





製品版

完全版

完全体

究極体

神話体

終焉体

そして、
































これを読んでしまったあなた。
































_人人人人人人人人_
> 巻き込むな <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


主題歌:

♪ 終わると思った通知欄

♪ 味噌はまだそこにいる

♪ ポメラニアンが空を見て

♪ 無がちょっとだけ増えている

♪ 返信はまだ来ないけど

♪ それでいい

♪ だってこれは

♪ 終焉体


いい感じにまとめるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何も解決してない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【第九章:終焉の静寂】


そして、

すべてが静かになった。

通知欄は眠り、

冷蔵庫は閉じ、

味噌は深く沈み、

無は無に帰り、

ポメラニアンは丸くなった。

ようやく、

本当に、

終わりが来た。

































































_人人人人人人人人人人人人人人人人_
> と思わせて、終焉体・零 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


もう笑うしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
終焉のあとに零を置くな!!!!!!!!!!!!!!!!!!


終焉体・零、起動。

終焉■■□□□□□□□□ 20%

無■■■■□□□□□□ 40%

味噌■■■■■■□□□□ 60%

犬■■■■■■■■□□ 80%

虚無■■■■■■■■■■ 100%


_人人人人人人人人_
> 虚無、完成 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


完成すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


     🌑
    \|/
  ― ( ՞ਊ ՞ ) ―
    /|\
     / \
   終焉体・零


終焉体・零「もう言葉はいらない」

わたし「ほんとに?」

終焉体・零「はい」

わたし「じゃあ終わり?」

終焉体・零「最後に一言だけ」

わたし「出た」
































ヌッ
































_人人人人人人人人_
> 一言が濃い <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


濃い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
味噌より濃い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【最終章:終焉の果て】


もう、

全部終わりました。

通常版も、

製品版も、

完全版も、

完全体も、

究極体も、

神話体も、

終焉体も、

すべて、

ここに眠ります。
































   ここに眠る

   普通のLINE

   享年:0秒


   †┏┛墓┗┓†































墓「ヌッ」
































喋るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
墓までヌッって言うな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


でも、

これで本当に終わり。

本当に。

マジで。

もう何もない。

上はない。

先もない。

奥もない。

冷蔵庫も閉めた。

味噌も寝た。

無も消えた。

ポメラニアンも犬に戻った。

未読大明神も退勤した。

通知欄も静か。

だから最後に、

終焉体として、

正式に宣言します。

































完・終・焉・体































と思わせて、

































_人人人人人人人人人人_
> 虚無体、あります <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


└(՞ةڼ◔)」ヌッ



















終焉したと思った?

残ったのは、何もない。

つまり、虚無体です。
└(՞ةڼ◔)」ヌッ
< 10 / 14 >

この作品をシェア

pagetop