御影市大新年会2009
時貞がが目を閉じるが。

「俺も特に気配は感じぬな…何という凄腕だ…」

「もしかしたら黛さんのような瞬間移動能力者かもしれないな。でないとこの鮮やかな侵入技術は説明がつかない。俺達の誰も気づかないなんて」

哲平がピリピリと緊張する。

「ともかく」

紅が魔槍を握り締めた。

「警戒を厳にする必要がある」

「そうだな」

ジルコーが爪を鋭く光らせた。

「気をつけろ。この面子でも気取らせぬほどの手練だ」

時貞が攻城刀を召喚する。

「ああ…相当の苦戦を強いられそうだな」

拳に炎を宿す哲平。

「……」

修内太も呪眼を発動させる。

と、そこへ。

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