AI暴走教室
一志はそう言うと1人で職員室を出て保健室へと向かった。
残った3人で暗い地下へと続く階段を見つめる。
「地下室に続く階段の電気をつけて」
どうせ言うことを聞いてくれないんだろうと思いながらAIに話しかける。
AIは無反応だし、階段も真っ暗なままだ。
「スマホのライトで見える範囲ならわかるかも」
佳代がそう言ってスカートのポケットからスマホを取り出してライトをつけてくれた。
階段は下へ下へ続いていて、ライトはその途中までしか届かない。
左右の灰色の壁が寒々しく感じられて余計に体が震えた。
「なにもわからないな」
良が呟いたときだった。
一志が真由美をつれて戻ってきた。
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