AI暴走教室
顔をしかめて右腕を押さえる。
まだミミズ腫れになるほどの痛みではなかったけれど、伸ばした手を引っ込めてしまう。
《夢は1人で叶えるものです》
冷たいAIの声に絶句し、私は佳代が1人で折り紙を運ぶ姿を見守ることしかできなかったのだった。
☆☆☆
佳代が1人で千羽鶴を追っている間、私と真由美と良の3人は保健室へ移動してきて、どうにかAIを止める方法がないか考えていた。
「お願い、こんなことやめて外へ出して」
《できません》
「それなら一志を病院に連れて行ってくれ!」
白いベッドで眠っている一志を見て良が言う。
《できません》
どんなことを言っても質問しても、できないの一点張りだ。
まだミミズ腫れになるほどの痛みではなかったけれど、伸ばした手を引っ込めてしまう。
《夢は1人で叶えるものです》
冷たいAIの声に絶句し、私は佳代が1人で折り紙を運ぶ姿を見守ることしかできなかったのだった。
☆☆☆
佳代が1人で千羽鶴を追っている間、私と真由美と良の3人は保健室へ移動してきて、どうにかAIを止める方法がないか考えていた。
「お願い、こんなことやめて外へ出して」
《できません》
「それなら一志を病院に連れて行ってくれ!」
白いベッドで眠っている一志を見て良が言う。
《できません》
どんなことを言っても質問しても、できないの一点張りだ。