AI暴走教室
短い声を上げてその場にうずくまってしまった。
すぐに駆けつけて確認すると、腕がうっすらと赤く染まっている。
それでもミミズ腫れまではできていないので、手加減しているのがわかった。
「真由美頑張って」
今はそれしか言えない。
指示に従わなければもっと痛い目に遭うからだ。
「なんでこんなことしなきゃいけないの? 私、なにか悪いことをした?」
グズグズと泣きながら真っ赤なハイヒールに足を通す。
スラリとしたスタイルの真由美によく似合っている。
が、ここから身長ほどある高さの平均台に乗って端まで歩かないといけないのだ。
それは至難の業だった。
「真由美頑張れ」
これは良の声だった。
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