AI暴走教室
数式を思い出すところまではできたけれど、最後の方で小さなミスをしてしまっていることに気がついた。
マイナスと書かなければならないところを、プラスにしてしまっているのだ。
「嘘、そんな」
自身があっただけにショックは大きかった。
体がフラリと揺れて、良が慌てて支えてくれた。
《問題は不正解でした》
AIの冷たい声が聞こえてきた後すぐに電流が流された。
さっきと同じくらいの強さのようだけれど、確認してみるとどんどん腫れてきているのがわかった。
同じ場所に電流を流され続けていれば、皮膚はやがて焼けてしまうだろう。
私は痛みをこらえて下唇を噛み締めた。
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