僕の父親はコックリさん
 思い返してみれば、三人が自分に助けを求めて部屋までやってきたとき、三人それぞれに黒いモヤがついてきていたんだった。克彦が元気になったことと、他のふたりに大きな影響が見られなかったことで、すっかり忘れてしまっていた。
「最近調子はどうだ?」
 いきなりの妖からの質問に正雄はうどんを食べる手を止めてまばたきをする。
「見てのとおりだよ。毎日会ってるじゃないか」
 正雄は首を傾げて不思議そうな表情だ。
「それはそうなんだけど……」 
 途中まで言葉を濁していた妖だったが、回りくどい言い方では通じないと判断して単刀直入に質問することにした。
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