僕の父親はコックリさん
 少年の方も呼吸はあるけれど、早く病院へ運んだほうが良さそうだ。
 洸平はスマホを取り出して救急車の要請をしたのだった。















金色の繊維

 それからの三人は大忙しだった。病院に運ばれた少年は適切な処置によって意識を取り戻して、正雄もかすり傷程度で済んだ。
 病院に駆けつけた少年の両親からはさんざんお礼を言われ、少年からも何度も「ありがとう!」と、抱きつかれた。普段お礼を言われなれていない三人はどうも落ち着かない状況になったのだけれど、一応警察などを呼んで事故現場の状況説明などをシて、病院を出たときにはすっかり太陽が見えなくなっていた。
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