僕の父親はコックリさん
妖の後ろに回り込んだ洸平と共に蔦を引き上げる。
途中でちぎれてしまうのではないかと不安にかられながらも蔦を引いていくと、徐々にふたりの姿が見え始めてきた。
「大丈夫か!?」
浅瀬まで近づいてきたふたりに洸平が声をかけると正雄がゆるゆると顔を上げた。そしてニッと笑ってみせる。
後は自力で立ち上がり、少年の体を抱っこして岸まで戻ってきた。
「やるなお前!」
「すごいじゃないか正雄!」
ふたりから歓迎された正雄はまんざらでもない様子だったが、さすがに体力を消耗したようでその場に倒れてしまった。
目を閉じて、規則正しい呼吸を繰り返している。
途中でちぎれてしまうのではないかと不安にかられながらも蔦を引いていくと、徐々にふたりの姿が見え始めてきた。
「大丈夫か!?」
浅瀬まで近づいてきたふたりに洸平が声をかけると正雄がゆるゆると顔を上げた。そしてニッと笑ってみせる。
後は自力で立ち上がり、少年の体を抱っこして岸まで戻ってきた。
「やるなお前!」
「すごいじゃないか正雄!」
ふたりから歓迎された正雄はまんざらでもない様子だったが、さすがに体力を消耗したようでその場に倒れてしまった。
目を閉じて、規則正しい呼吸を繰り返している。