僕の父親はコックリさん
 妖は隣の正雄を横目で見つめて、そう答えたのだった。

 いつまでも長く入っていたくなるような湯だったけれど、さすがにのぼせてきた。
三人は少しふらつきながら脱衣所へ向かい、扇風機の前でホッと一息ついていた。
「あぁ、気持ちいい!」
 脱衣所内は冷房も効いていて、ほてった体が徐々に冷やされていく。
 洸平は丸裸の状態で扇風機の前に仁王立ちしている。
「子供みたいだぞ」と、妖から指摘されてもやめるつもりはないらしい。
 確かに気持ちよさそうだと、妖は内心だけで思いつつ、タオルで体をふいていく。
 妖が下着を身に着けた、そのときだった。
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