僕の父親はコックリさん
妖はため息交じりに呟いて重たい腰を上げた。外はまだ暗く、夜明けまでには時間がある。だけどこういうことは暗い内に終わらせてしまいたい。もしも手こずって正雄についているキツネが暴れ出したりすれば、大騒動になりかねない。
「とにかく正雄の様子を見てみよう。このまま浴槽に油揚げが浸かっていたら、いつかは苦情が入るかもしれない」
今は風呂場のドアを開けないと匂いにも気が付かない程度だけれど、これで済むとも思えない。そのうちこの部屋中が油揚げで埋まってしまうかもしれない。
「とにかく正雄の様子を見てみよう。このまま浴槽に油揚げが浸かっていたら、いつかは苦情が入るかもしれない」
今は風呂場のドアを開けないと匂いにも気が付かない程度だけれど、これで済むとも思えない。そのうちこの部屋中が油揚げで埋まってしまうかもしれない。