僕の父親はコックリさん
霊感の強い妖でもこんなもの見た経験がなく、うろたえている。
「また足を見てみろよ!」
洸平が興奮気味に言って再びライトを正雄の足元へ当てた。
人間だった足が、またキツネの丸っこい毛の生えた足に変化していっているのだ。自分の姿を定めることができないのか、顔の形状は正雄なのにキツネの毛が生えてきている。
「もしかして、キツネが正雄を取り込もうとしてるのか?」
妖は顎に手を当てて考え込む。とにかく、このままではまずい状態であることは確かだ。今の間にも正雄の体や顔はキツネと人間をいったりきたりしている。この姿が完全にキツネになってしまうまでにそれほど時間はかからないだろう。
「また足を見てみろよ!」
洸平が興奮気味に言って再びライトを正雄の足元へ当てた。
人間だった足が、またキツネの丸っこい毛の生えた足に変化していっているのだ。自分の姿を定めることができないのか、顔の形状は正雄なのにキツネの毛が生えてきている。
「もしかして、キツネが正雄を取り込もうとしてるのか?」
妖は顎に手を当てて考え込む。とにかく、このままではまずい状態であることは確かだ。今の間にも正雄の体や顔はキツネと人間をいったりきたりしている。この姿が完全にキツネになってしまうまでにそれほど時間はかからないだろう。