僕の父親はコックリさん
さっきから絶え間なくキーボードを叩く音が聞こえてきていて、パソコンデスクの周辺にはエナジードリンクの空が散乱している。部屋の中には弁当の残りがの甘ったるいドリンク類の匂いが立ち込めていて、大学のマドンナ的存在である花子がいれば間違いなく顔をしかめて、そそくさと逃げ帰っていたところだろう。
幸いにも、今日はまだ花子の姿は見えない。早朝の大学にいるのは動画編集を精力的に行っている彼ら四人だけだった。
「正雄、進み具合はどうだ?」
自分の作業の手を止めずにそう聞いたのは洸平だ。
幸いにも、今日はまだ花子の姿は見えない。早朝の大学にいるのは動画編集を精力的に行っている彼ら四人だけだった。
「正雄、進み具合はどうだ?」
自分の作業の手を止めずにそう聞いたのは洸平だ。