僕の父親はコックリさん
 仕事をことを聞いたのだとわかったのに、ついキツイ表情を浮かべてしまう。
「知らないよ。突然いなくなったんだ」
 妖の言葉に洸平は目を丸くして「蒸発したのか?」と聞いてきた。
 妖はぶっきらぼうに頷く。
「たぶん女のところだと思うけど」
「浮気してたのか?」
 そう聞かれるとよくわからない。そんな素振りはなかったみたいだし、父親が蒸発したとき妖はすでに家を出ていて詳細は知らないままだ。
 黙り込んでしまった妖を見てこれ以上突っ込mないほうがいいと判断したのか洸平は別の写真に視線を向けた。
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