僕の父親はコックリさん
 明後日なんてすぐだ。ほんとうにあっという間に来てしまう。窓の外を見つめてそう思う。寝て起きて、寝て起きればもう明後日になる。その間に日常的なあれこれをしていたって同じだ。あっという間だ。
 香はゴクリと唾を飲み込んだ。いつの間にか口の中がカラカラに乾いている。
「それでその子、本当に死んだんだって」
 ドクンッと心臓が大きく撥ねる。
 本当に死んだんだって。
 陽子の言葉が頭の中でリフレインする。
「二日後に?」
 香の質問に陽子は真剣な表情で頷いた。他のふたりもすっかりその話を信じてしままっているようだ。
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