僕の父親はコックリさん
 よく見ているのはヘビとかカエルの動画だったから、きっと花子の言っている動物動画とは別物になるが、嘘はついていない。
「そうなんだね! ねぇ、動画についてもっと教えてくれない?」
「も、もちろんだよ!」
 克彦はすぐに頷く。花子は嬉しそうに微笑んで克彦の腕を掴んだ。
 突然腕を掴まれた克彦は目を大きく見開いて花子を凝視する。
「じゃあ、これから時間ある? 今日は忙しいのかな?」
「じ、時間なら嫌って言うほどあるよ!」
 本当はすぐに部屋へ戻って動画編集の続きをしないといけないけれど、これは大きなチャンスだ。このチャンスをみすみす逃すバカはいない。
 悪い、正雄、洸平! 今日の編集は頼んだぞ!
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