僕の父親はコックリさん
 心の中で今もまだ懸命に差魚を続けているふたりへ声をかけて、克彦と花子はふたりで校内の喫茶店へと移動したのだった。

 花子は克彦の動画の話をとても熱心に聞いてくれた。
「それで?」「その次はどうするの?」
 時折そう口を挟んで続きを促してくれるので、ついつい話しすぎてしまう。気がつけば一時間以上動画編集の話をしていたことに気がついて克彦は頭をかいた。
「ごめん、こんなこと面白くなかったよね」
「ううん! すっごく勉強になったよ。やっぱり動画編集できる人ってすごいね」
 花子は相変わらずニコニコと微笑んでくれていて、会話にちっとも飽きていない様子だ。それが嬉しくて克彦も自然と笑顔になる。
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